講師の紹介
代表講師
李維娥 プロフィール |
1996年8月~2002年3月 中国深センの日系企業で勤務 2002年4月来日 2002年4月~2003年3月 日本語学校 2003年3月~2007年3月 関西学院大学総合政策学部(学士) 2007年4月~2009年3月 神戸大学大学院 (修士) 国際文化研究科(翻訳理論専攻) 2009年3月~ 一粒中国語教室 運営開始 2011年11月~ 株式会社GOOMOS(グーモス)設立、一粒中国語教室を法人として運営 2011年~ 某専門学校の中国語短期集中講義の講師 2022年4月~ 専門学校の中国語非常勤講師 ———————————————————– ※ビジネス中国語研究会会員 ※中国語教授法研究会会員 ◆好きな言葉:「変える」「志」「夢」 |
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講師:
高陳ちょうの プロフィール |
1996年8月~2000年6月 中国福建省の小学校の教員 2000年7月~2001年7月 化粧品の販売企画・日本学校での学歴 2001年10月~2003年3月 日本語学校 2003年4月~2007年3月 甲南女子大学文学部 日本語教育専攻(学士) 2007年4月~2009年3月 神戸大学国際文化学研究科(修士) |
一粒中国語教室の運営まで、代表講師李維娥の思い
来日前に、私は中国深圳の日系企業で約5年間勤務しました。当時、会社の通訳の姿をみて憧れになり、日本語を自由に話したい、将来日中の舞台で活躍したいとの夢を見始めました。
働きながら日本語を学び、そして家族に仕送りながら、コツコツ留学するための一年目の学費を貯めました。2001年夏に「日本へ留学する」と夢を追って決心し行動しました。2002年4月私費留学生として来日しました。
来日後、奨学金とアルバイトと超節約に頼って、必死に頑張って自力で日本語学校・大学・大学院の計7年間の留学生活を無事におわえました。正直、ここまで来られたことが容易なことではなかったですし、当たり前なことではありません。多くの方の助けがあったからこそ本日があると日々強く思っております。
2009年3月大学院を修了前当たりに、自分のこれまでの経験を最大限に活かしたい!今まで受けた恩恵を少しでも社会に返したいと強く思いました。小さなことでも良いので、まずは自分ができることからスタートしたいと思った時に、浮かんできたのが「大きな夢が入った小さな中国語教室」の運営でした。よって、「一粒中国語教室」を運営し始めました。
どんな経験を活かしたいのか
①中国深センの日系企業での勤務経験
来日前に中国において5年間日系企業で働き、会社の班長や通関業務を任されました。その時から日本人と中国人の言葉遣いによる誤解や異文化による摩擦を多くみてきました。
言葉の壁、異文化への不理解を超えていくことが「コミュニケーション」を取るために重要であることを強く思いました。
②専門職の中国語翻訳・通訳の経験
2009年から行政書士さんからの証明書などの翻訳依頼がきっかけに、公的な書類を翻訳や在留資格に関する相談の通訳をすることが多くなりました。翻訳・通訳を通じて見えた日中異文化による考え方の違いなどを中国語講義にも大きく役立っています。
③神戸大学大学院での「翻訳理論」を研究した経験
神戸大学大学院では言語コミュニケーションを専攻し、日本語から中国語への翻訳方法論に関して2年間に渡って研究してきました。その翻訳スキルは中国語教授に役立つだけではなく、コミュニケーションにおいても活かせております。
④貿易会社の運営経験
現在一粒中国語教室を運営している株式会社GOOMOSは2011年11月に設立し、当初は貿易会社としての6年間運営しました。この6年間では中国現地とのやり取りは主に私李維娥がしており、ビジネススタイルや考え方などにおける日本人と中国人の大きな違いを肌で感じて経験してきました。これから日中間のビジネスにかかわる中国語学習者の方々により適切な中国語講義を考案できるように役立っております。
以上のこれらの豊かな経験を活かして、日中異文化、ビジネスなどをキーワードとする中国語レッスンにおいて、受講生にもっとも適切な中国語レッスンを考案できるのではないと自負しております。
さあ!
中国語のお勉強をご検討の方は、是非当中国語教室に訪れてみてはいかがでしょうか。
私の経験を活かしてあなたのために役立ちたいです。
小さな一粒中国語教室ですが、皆さんと共に大きな夢を持っております。
あなたの夢に向かってしばらく伴走させてください!
中国語教授法のスキルを維持するため定期的に研修
中国語講師としての資質を向上するために、中国語を教えてスキルを磨くために、
毎年中国政府が行われている「中国語講師研修」を受けております。
ここでは、2016年8月に受けた中国語講師の研修を紹介します。
今回の中国語教師研修の先生方は中国現地から来日した中国の名門大学である北京語言大学の院長教授3名と大阪大学の教授および神戸外大の教授らです。これらの方々はみんな中国語対外教育の最前線におられるトップクラスの方々です。
研修内容は理論および実践を混じりながら行いました。
講義内容の中でもっとも印象的なのは「中国人だからと言って、中国語を教えられるわけではない!」との言葉、きちんと勉強してプロの知識や技能を取得しない限り、教えてはいけないでしょうとの考え方です。
これはなぜ弊社は普通の大学留学生を講師として雇わない理由の一つです。
中国語教師の研修を受けて、中国語教授の技能、中国語講義のコーディネートスキルをまた一段アップできた気がします。今まで抱えた幾つかの疑問も教え方もこの研修を通して、明瞭になりました。この集中講義をしてとても良かったです。
そして、もう一つ良かったことは、この研修を通して、自分の今までの基本的な教え方と理念が間違っていないことを再確認できたことです。
もちろん、教授技能に関しては、もっと工夫できるところ、もっと工夫したほうが良いところもたくさんありますので、これからも精一杯やっていきたいと考えております。
最後に、ほかのベテランの先生方と交流ができたこと、繋がったこともこれからの自分の中国語講師という生涯にとってとても重宝になるかと考えております。