神戸三宮一粒中国語教室の李です。
今年(2019年)7月に、何の準備もせずに日本語能力試験一級(最上級)を受けてみました。
9月に結果が送られてきて、二つの満点があったことをとても嬉しく思います。
中国語を学習している方にもご参考できれば
この試験を受けたこと自体に対して驚いた友人も、この結果を見てびっくりする友人もいます。
特に日本語能力の証明書が欲しいというわけではないのに、「なぜこの試験を受けたのか?」と友人に聞かれましたので、その理由を下記のように概略してみます。
一つ目は、単純に今の自分の日本語能力はどのぐらいかを試したいので、敢えて受験準備せずに臨んでみました。
二つ目は、受験結果と自分の日常の勉強とどのぐらい関係あるのかを事例材料として見てみたいです。
三つ目は、当中国語教室の受講生らはちょっこちょっこ満点を取ってくれる方がいて、おそらく刺激を受けたかもしれません(笑)
この結果から下記のことを言えるのではないかと考えます。
「毎日学習」を習慣化する
冒頭で「なんの準備もせず」と言っていましたが、それはあくまでも受験のための勉強や練習はしていなかっただけで、勉強そのものをしていないわけではありません。
実は、新聞を読むのが私の日課です。そして、わからない言葉が出てきたときは、一つか二つ程度調べます。その理由は、疲れを感じない程度で(毎日続けるためには重要なポイントかもしれいません)、できるだけ記事を多く読みたいからです。
この試験の結果から、「毎日学習」することが大きな役割を果たしているのではないかと考えています。
過程を楽しむこと
学習の目的は人によってそれぞれであることは言うまでもありません。場合によっては短い期間内で高い目標を実現しないといけません。よって緊張感やプレッシャーの方が先頭に立ってしまい、自分自身がもともと持っている力も出せなくなることも珍しくないでしょう。私も学生の時や働き始まった時はこのような経験がありました。
しかし、今回の日本語能力試験は違いました。最初から結果について気にせず、その過程を楽しんでいたので、とても気楽でゆったりとした気持ちで試験に臨むことができました。結果的に自分が普段持っている力を思う存分発揮できて、良い結果に繋がることができたと考えます。
この経験を外国語学習に活かしたい
私は、現在英語を勉強しています。
目立った上達がありませんが、諦めさえしなければいつか流暢に話せると信じて、できるだけ毎日(実際は週5回ほど)触れるように頑張っています。気を付けば、英語の勉強も今月(2019/9)で2年間になり、学習時間は13650分になりました。
結果よりその学習過程を楽しむことができて何より嬉しいなと今の自分はそう思っています。そしてこれはきっとより良い結果に繋がっていくと思います。
語学学習に対しては、どちらかと言えば、「短距離競走」ではなく「長距離競走」との覚悟に構え、体力を保ちながら走り続けるようにすることが重要なポイントになるではないかと私はそう思っています。
以上、私の経験を中国語学習している方々にも少しでも参考できれば幸いでございます。
これからも中国語学習を元気よく楽しく学びましょう!!
一粒中国語教室