45ヶ月目の中国書道作品およびその中国語の意味
神戸三宮 一粒中国語教室の李です。
中国書道について、分ることも少しずつ増えてきて、
ますます楽しくなっています。
さて、2022年9月の作品をアップします。
右側の楷書作品は、「賤近而貴遠 jiàn jìn ér guì yuǎn」,簡体字は「贱近而贵远」です。
意味は「近いものより遠く得難いものが貴重にみえる」です。
これと意味が近い四字熟語は「貴遠賤近(贵远贱近)」があります。
(※感觉相隔远的就珍贵,相隔近的就低贱。)
出典:《漢書》
左側の金文作品は、「學而不思則罔 xúe ér bù sī zé wǎng 」で、簡体字は「学而不思则罔」です。
意味は「学びて思わざれば則ち罔し(くらし)。」です。現代語で解釈するなら、「学んだだけで考えないのでは、(迷いに陥り)はっきり理解できず、身に着かない」との意味になるでしょう。
(※只是学习却不思考就会望文生义,迷惑而无所得)
次回は、「思而不学則殆sī ér bù xúe zé daì)」を書する予定です。
Let’s元気よく楽しく学びましょう!