神戸三宮一粒中国語教室の李です。
今年も残り2週間余りになり、本当に”光阴似箭(光陰矢の如し)”ですね。
久しぶりに月1回のビジネス中国語研究会の記録をシェアします。
今月は昨日の12月12日(双12)に行いました。
2021年は計11回参加し、「皆勤」にはなりませんでしたが、できる限り頑張りました(笑)。
2021年12月のビジネス中国語研究会の記録
今回私は下記の新聞記事を選んで参加された先生方と議論しました。
この記事は中国の県における九つの小さな変化をまとめ、そして今後の中国の「共同福裕」の難しいポイントは県にあると指摘されました。
※ちなみに中国の県と日本の県の概念が異なります。中国は「村⇒鎮/郷⇒県⇒市⇒省(省都は省城という)」との形で編制されています。
記事を貼り付けますので、ご興味のある方は読んでみてください(恐れ入りますが中国語中級以上のレベルが必要だと考えます)。
(記事に掲載してある一部の写真は省きました)
社科院发布2021中国县域9个小变化 数字经济已成新风口
2021年12月10日16:33 | 来源:人民网
人民网北京12月10日电 (记者许维娜)村里人越睡越晚、县城红灯变短、“县城大牌”爆发、“冠军县城”越来越多……这些出人意料的变化,正在中国中西部县域发生。
10日下午,中国社会科学院大学数字中国研究院发布“2021数字生态县域年终观察报告”,将其过去一年赴山西、贵州、江西、云南、西藏等地的十几个县域的走访调研,总结出九个小变化。
“乡村振兴的主战场在县域,共同富裕的硬骨头在县域。”中国社科院大学数字中国研究院执行院长吕鹏向记者表示,这九个小变化能否引发更大的潮流还有待时间检验,但这些变化昭示着未来的发展方向。
数字化带动就业机会下沉
九个小变化中的四个,“导航里的村子多了”“县城重新热闹起来了”“村里人睡得越来越晚了”“农村女性化妆的变多了”,和数字就业机会下沉有关。
报告指出,中西部县域出现年轻人回流趋势,原因之一是越来越多数字化新职业下沉到县域。
过去一年,中西部县域竞相“抢”互联网企业,引入在线客服、人工智能训练师等数字化就业机会。如贵州、陕西等地县域引入支付宝数据标注项目,吸引上千名年轻人回家工作。
直播带货的风口也下沉到了村镇。江苏薛埠村、义乌江北下朱村、山东临沂的主播,都见过凌晨两点的月亮。
报告指出,大多数“不夜村”并非GDP百强县,这意味着后发地区在数字时代有了弯道超车的新机会。
值得关注的是,许多数字新职业因强调耐心、责任心、沟通力,因而更倾向于招女性。数据显示,支付宝招募的人工智能训练师,蚂蚁云客服平台招募的在线客服,村淘主播的女性比例分别为62.3%,72%,53%。
调研数据显示,60.9%的农村就业女性出门会化妆,78.2%的人说开始懂得对自己好了,80.1%的人对未来生活充满信心。
数字治理模式在加速下沉
另三个变化,“村里人靠卫星种地了”“县城老师少用粉笔了”“县城的红灯变短了”,折射了数字金融服务、数字公共服务,数字治理在加速下沉。
在江西、湖北、福建等地乡村,种粮大户在卫星影像的帮助下,在手机上借钱,从申请到放款,仅用几分钟。
印尼、新加坡、印度、越南等多国学者发布的2021全球农村金融科技创新报告指出,中国的普惠金融是过去20年发展中国家最突出的例子。
记者了解到,社科院报告组还走访了几个“极值县城”。在中国最后通公路的县城墨脱,中学教室也换上了电子屏。在最后接入国家电网的阿里地区,当地人在2020年入网前,就已经能用手机缴电费了。
报告组还关注了数字治理的下沉。报告指出,县城的公共设施正在变得越来越“聪明”。比如越来越多县城的交通灯实现了上云,可实时调整红绿灯的长短。
报告指出,数字公共服务和设施不仅意味着便捷。世界经济论坛研究表明,数字化程度每提高10%,人均GDP将增长0.5%至0.62%。
“县城大牌”“冠军县城”越来越多
最后两个小变化,“‘县城大牌’爆发了”和“‘冠军县城’越来越多了”,折射了县域的消费力和产业带的爆发力。
国家统计局数据显示,2021年一季度,农村居民人均消费支出增长21.1%,高于城镇居民的15.7%。
蚂蚁集团研究院院长李振华认为,县域青年进城务工,人在城市工作,钱寄回家,工作和消费是分开的。但一旦回本地,工作稳定下来,他们就会在县城安家置业,消费,购房买车,持续拉动县城消费升级和经济活力。
报告还分析了今年的现象级县城曹县。曹县青年底气大,是因为在数字化和全球化的加持下,这个曾经的劳务输出贫困县,如今已是三个单品的冠军:它生产了日本90%的棺材,线上销量70%的演出服,全国30%以上的汉服。
像这样的“冠军县城”还有很多。河南许昌生产了全球四分之一的假发;山东潍坊鄌郚镇生产了全球近三分之一的吉他;湖南邵东生产了全球70%以上的打火机……
此外,报告指出,“冠军县城”不光电商做得好,线下产业优势也很明显,两者结合,延长了既有产业链和价值链,把产业价值留在县域内,带动更多就业。
(责编:王震、吕骞)
この記事から3つの新語をピックアップ
この記事の中からちょっとだけ理解しづらいと思われる新語を3つピックアップして説明します。
1.”冠军县城”:直訳すると「チャンピオン県」になります。ここでは製品などの生産や輸出などがトップになっている県を指します。
※中国の県と日本の県の概念が異なります。中国は「村⇒鎮/郷⇒県⇒市⇒省(省都は省城という)」との形で編制されています。
2.下沉:本来の意味 は「(水に)沈む、沈没する;(土地が)沈下する」などですが、ここ数年では、抽象的な意味の「下方向に発展して普及し根付くこと」としての例がよく目にするようになりました。この記事でも何度も「 下沉」が出てきましたが、後者の意味になります。
3.弯道超车(wāndào chāochē):(カーブ・転換点での)追い抜き、追い越しとの意味になります。
「弯道」はカーブのことで、「超车」は車を追い越す意味となります。
本来はカーレースの専門用語で、カーブで相手を追い越すことを指したものですが、最近では、政治、経済、社会生活などでも幅広く使われるようになっています。
これからもLes’t元気よく楽しく学びましょう。