35ヶ月目の中国書道作品およびその中国語の意味
神戸三宮 一粒中国語教室の李です。
第35ヶ月目の作品及びその中国語の意味をシェアします。
今月は五回目の篆書と金文になります。
まだまだ思う通りにはなりませんが、引き続き頑張ります。
右側の篆書の作品は、「先易者後難xiān yì zhě hòu nán 」で、簡体字は「先易者后难 」になります。
意味(書道の先生の説明を引用)は、「むずかしいことから先に取り組むべし」です。
出典:《管子・禁藏》
「先易者後難」の続きは「先难而后易」です。
日本語の諺「楽は苦の種、苦は楽の種」( 楽は苦を、苦は楽を生むもとになる)と同じ意味を現わしていると考えます。
また中国語の四字熟語の「先苦后甜 xiān kǔ hòu tián」も類似表現になるかと思っています。
左側の金文の作品は、「縁起性空 yuánqǐ xìng kōng」で、簡体字は「缘起性空」になり、仏教用語です。
「縁起(えんぎ)」は、全ての現象は、原因(因)や条件(縁)が相互に関係しあって成立しているものです(世界上没有独存性的东西,也没有常住不变的东西,一切都是因缘和合所生起)。
「性空(しょうくう)」は、一切の存在の本性としての実体が空であることを指します( 一切现象都没有实体)。
書いていくうちに、その深い意味も少しずつ分かってきた感じをして、嬉しかったです。
Let’s元気よく楽しく学びましょう!