一粒中国語教室の李です。
受講生から中国語の量詞「次・回・遍・趟」についてどのように使分けしたら良いのかとの質問を受けました。
ここに日中・中日辞典の説明を参考しながら、次のようにまとめてみました。
中国語の量詞「次・回・遍・趟」について
⇒数詞+量詞「次」
⇒数詞+量詞「回」
⇒数詞+量詞「遍」
⇒数詞+量詞「趟」
中国語の量詞”次”について
日本語の「回、度」に当たります。
例えば、
◆一次机会 (1回のチャンス)
◆这次会议(今度の会議)
◆一次解决(1度で解決する)
中国語の量詞”回”について
下記の二つのパターンは最もよく使われています。
一、動作の回数を表し、日本語の「回、度」に当たり、上記の「次」と入れ替えできると考えます。
◆这部电影我看过两回(その映画は2回見たことがある)
◆长城我一回也没去过。
(万里の長城には私は一度も行ったことがない)
二、事柄の回数を表ます。
☛一般に“这么、那么、怎么”の後に用いて“事shì”を修飾する.
◆这是怎么回事?(これはいったい何事だ)
◆原来是这么回事。(なるほど,そういうことだったのか)
中国語の量詞”遍”について
動作の始めから終わりまでの全過程を単位として数える「回,へん」
◆请您再说一遍。(もう一度おっしゃってください)
◆这本书我从头到尾看了两遍。(この本は始めから終わりまで2回読んだ)
中国語の量詞”趟”について
日常でよく使われている二つのパターンは次の通りです。
一、往復する動作(1往復)の回数を数えます。
◆他去了一趟上海。(彼は上海に(1回)行ってきた)
◆他想回一趟家(彼はいっぺん帰省したいと思っている)
二、(駅などに)発着する列車などを数えます。
◆赶上gǎnshàng了最后一趟班机。
飛行機の最終便に間に合った.
◆今天夜里还有一趟车。(今夜はもう1本の列車がある)
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