神戸三宮一粒中国語教室の李です。
今月のビジネス中国語研究会は5月10日に先月と同様にオンラインにて行いました。
操作も一回目より慣れてきたようでスムーズに進みました。
2020年5月のビジネス中国語研究会記録
当日発表されたテーマは下記の通りになります。
1.分餐与合餐,饮食文化这样演变 by M
2.中国呼吸机全⼒⽣产供全球 by T
3.《焦点访谈》 20200414 “线上经济”新机遇
4.同舟共济战疫情 戮力同心创未来 by Zhang
5.中国の国際特許出願件数、世界一に躍進 by I
6.间充质干细胞 by Zhou
7.发放援企稳岗补贴 支持复工复产贵在“精准” by Li
中国の中小企業に対する支援策に関する記事
私は今回は中国の中小企業に対する支援政策に関する記事(北京市の一例)を発表しました。
タイトルは「发放援企稳岗补贴 支持复工复产贵在“精准”」です。
日本語に訳すとおおむね下記のようになるでしょう。
「企業を支援し仕事を安定させる(企業支援)補助金を交付 仕事の再開と生産の回復を支援するには、”適切さ・正確さ”が極めて重要」
※タイトルにある「援企稳岗」は「支援企业稳定岗位」の省略で、直訳すれば「企業を支援し仕事を安定させる」との意味になると考え、「企業支援」と理解してもよいでしょう。
次の文章から中小企業支援政策のキーワードを見えてくるかと考え、日本語に訳してみました。
◆…出台“以训稳岗”培训补贴和临时性岗位补贴等援企稳岗政策…
「トレーニングを以て職場を安定させる」トレーニング補助金と臨時的な雇用補助金などの企業支援策を公表
◆人社部随后也打出“免、返、补、缓、服”的阶段性政策组合拳,表示“全力支持中小微企业稳就业”。
ヒューマンリソースと社会保障部もその後すぐ「免除、返還、補助、延長、サービス提供」との段階的な政策コンビネーションを公表し、「全力で中小零細企業の就職の安定を支援する」と表明。
※上記文章の「人社」は「人力资源和社会保障」の省略で、“免、返、补、缓、服”は「 免除,返还,补助,放缓,服务」の省略です。
中国語を理解するには、上記のような省略形も読み取れることがとても基本的なことを再度確認できました。
これから元気よく頑張りましょう。